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■ エゾバフンウニ
ホンウニ目オオバフンウニ科オオバフンウニ属
【生息地】宮城県、山形県以北〜北海道沿岸。沿岸の岩礁帯(水深0〜35m)
エゾバフンウニは直径5cm、高さ3cmほどの半球形の暗緑色の殻で、5〜7mm程の短いトゲに覆われている。トゲは一定間隔に、淡色の縦列をなすのが普通。方言でガゼ、ガンゼ、ガゼウニ、ボウズガゼとも呼ばれる。
一般にウニといわれて想像される、トゲが長くて黒っぽい殻のウニはムラサキウニ。海中では、海藻や貝殻などを身に付けて外敵に見つかりにくいようにしていることもある。小型の生物や昆布などの海藻類を食べて育つ。食用にされるのは、未熟な卵巣部分。エゾバフンウニの身(卵巣)は、鮮やかなオレンジ色なのが特徴で、濃厚な味わいをしている。ムラサキウニが淡白で白っぽく、白ウニと称されるのに対し、赤ウニとよばれるゆえん。漁の解禁は6月中旬から産卵期に入る8月下旬まで。利尻・礼文島沖や積丹・雄武・小樽などの日本海側、稚内・釧路・浜中・厚岸・羅臼などのオホーツク海沿岸、室蘭・広尾など太平洋沿岸で水揚げされる。密漁や磯焼けで資源の枯渇が危惧されており、漁協では種苗放流などで保護育成につとめている。
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■ きたむらさきうに
ホンウニ目 ナガウニ科 ムラサキウニ属
【生息地】北海道、沿海州、日本海沿岸、相模湾以北の太平洋岸。別名キタムラサキウニ。
エゾバフンウニとともに食用ウニとして重要。水深200m程までのところに生息し、9月〜10月に産卵する。海藻類を摂取し、満1年目殻径16mm、成熟期には40〜45mmになり、5年目には63mm程まで成長する。
ウニは漢字で「海胆」、「海丹」、「雲丹」と書き、徳川家康が選んだと言われる三大珍味の一つです。ウニ類は棘皮動物に属し、ヒトデ類やナマコ類と同じ仲間です。日本沿岸では41種類が知られていて、このうち食用にされているのは17種類です。
ウニ類の体は半球状または丸みのある円錐形で、下面の中央に口があり、その反対側に肛門があります。殻の表面は大小の棘で被われ、管足系という特有の運動器官で移動します。雌雄異体ですが、外形からオス・メスの判別はできません。ウニの身として食べている部分は、生殖巣(卵や精子を作る器官)です。
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